楽天モバイルの電波が悪い・繋がらないときの原因と改善方法【タイプ別解決策】
楽天モバイルを検討しているけれど、「電波が不安で踏み切れない」という声は少なくありません。
実際に繋がらないエリアがあるのは事実ですし、使い方によっては後悔するケースもあります。
本記事では、電波の実態と繋がらないときの対処法を整理したうえで、あなたの状況に合った判断基準をタイプ別に解説します。
結論|電波が不安な人への解決策をタイプ別に解説

結論から言うと、楽天モバイルは“誰にでも合う”携帯会社ではありません。
悩む前に、自分がどのタイプかを確認しておきましょう。
タイプ①とにかく通信品質が最優先の人
仕事でビデオ通話を頻繁に使う、地方への出張が多い、山間部に住んでいる、といった方には、楽天モバイルをメイン回線にするのはリスクが高いといえます。
なぜなら、楽天モバイルは独自回線を持っているとはいえ、ドコモ・au・ソフトバンクに比べると設備数が少なく、実際の速度も遅いからです。
| 携帯会社 | 朝の通信速度 | 昼の通信速度 | 夜の通信速度 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 89.68Mbps | 60.18Mbps | 75.84Mbps |
| ドコモ | 151.38Mbps | 135.37Mbps | 74.58Mbps |
| au | 148.89Mbps | 93.16Mbps | 139.7Mbps |
| ソフトバンク | 153.69Mbps | 173.85Mbps | 126.02Mbps |
楽天モバイルも十分な速度は出ているけれど、「高速通信が絶対必要!」「少しでも電波が悪いのは許せない!」という人には向いていません…。
また、楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に自動ローミングされますが、2023年以降このローミングは順次縮小されています。
楽天モバイルのエリアカバー率99.9%となっていますが、場所によってはまだまだau回線に頼っている場面もあります。
通信品質を妥協したくない場合は、ドコモ・au・ソフトバンク系のキャリアまたはMVNOを選ぶほうが無難です。
タイプ②安さと通信品質のバランスを重視したい人
生活圏内のほとんどが楽天回線エリア内に収まるなら、楽天モバイルは有力な選択肢です。
月額3,278円(税込)で完全無制限という料金体系は、通信コストを抑えたい人にとって大きな魅力となります。
ただし、屋内や地下では繋がりにくい場面がある点は事前に把握しておきましょう。
Wi-Fi環境が整っている自宅・職場がメインの使用場所であれば、その弱点はある程度カバーできます。
多少の電波の悪さは許せるという人にとっては、楽天モバイルは超コスパの良い選択肢となります!
タイプ③楽天モバイルに決めきれない人
「安くしたいけど電波が心配」という方は、まずは試してみるのがおすすめです。
楽天モバイルは1年以内の解約の場合、最大1,100円の解約金がかかりますが、楽天モバイルはeSIMに対応しているため、今の回線を残したままサブ回線として試せます。
1〜2ヶ月の実使用で自分のエリアの品質を確認してから判断するのが、後悔しない方法です。
周りに楽天モバイルを使っている人がいる場合は、使用感を聞いてみるのもおすすめです!
楽天モバイルが繋がらないときの原因と対処法

「楽天モバイルが繋がらない」と感じるときの原因は、大きく4つに分けられます。
それぞれ対処法も異なるため、順番に確認してみてください。
原因1:楽天回線エリア外にいる
楽天モバイル回線のエリアについてはエリアマップで確認できますが、地方・郊外・山間部はまだ未整備のエリアがあるため注意が必要です。
楽天回線エリア外でもパートナー回線エリア(au回線)であれば、au回線での通信が可能ですが、どちらの電波も繋がらない場合があります。
その場合の対処法は「楽天回線エリアに移動する」か「Wi-Fiを使う」しかありません。
もし、自宅や職場など生活圏で頻繁に圏外になる場合は楽天モバイルを諦めるか、エリアを広げてもらうように楽天モバイルへ意見を出してみましょう。
原因2:屋内・地下の電波が弱い場所にいる
楽天モバイルが使うBand 3(1.7GHz帯)は、建物の壁や地下への到達性がやや弱い特性があります。
屋外では繋がるのに室内で途切れる場合は、これが原因のことが多いです。
対処法として、窓側に移動する・Wi-Fiと組み合わせて使うことで改善できます。
原因3:端末の設定や相性
楽天モバイルは対応端末が限られており、非対応端末では一部の機能が使えないことがあります。
特に他キャリアのSIMロック解除済み端末を使っている場合は、Band 3への対応状況を確認することが重要です。
対処法は、設定アプリからAPNを正しく設定する、またはSIMカードを抜き差しして再認識させることで改善するケースもあります。
原因4:ネットワーク混雑
昼休みや夕方の時間帯は通信速度が低下しやすい傾向があります。
これはどのキャリアでも起こりますが、楽天モバイルはユーザー数の増加に伴い、一部エリアで混雑が発生しやすくなっています。
対処法は時間帯をずらすか、重要な通信はWi-Fiで行うことです。
楽天モバイルの電波は実際どう?

わたし自身は2023年8月から楽天モバイルを利用していますが、率直な感想として「どんどん良くなっている」と感じています。
楽天モバイルへ乗り換えた直後は、たとえば漫画を読んでいるときに画面が真っ白のまま読み込めない、ショート動画が止まるといったことがありましたが、最近ではほとんどありません。
実際に同じ1日に同じ場所で時間を変えて通信速度を計測してみました。

大手キャリアに比べるとやはり通信速度は遅いですし、昼や夜の時間帯は少し速度が落ちています。
ただし、使用感としてはそこまで気になるものではなく、快適に利用できています。
楽天モバイルは自社回線の整備を急速に進めており、人口カバー率は99%超を達成したと発表しています。
ただし、カバー率はあくまで「面積ではなく人口ベース」の数字です。
人が多く住む都市部を中心に整備されているため、地方の山間部や僻地では依然として圏外になりやすい状況があります。
また、速度面では混雑時に低下が見られるものの、日常的なSNSやWebブラウジングであれば大きな不満は出にくいと考えられます。
一方で、ドコモやau、ソフトバンクと比べると、屋内や地下鉄での安定性はまだ差があるのが正直なところです。
この差をどこまで許容できるかが、判断の分かれ目になります。
楽天モバイルへの乗り換えを後悔しないための判断基準

乗り換えを検討しているなら、次の3点を事前に確認することをおすすめします。
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| エリア確認 | 自宅・職場・よく行く場所が楽天回線エリア内か |
| 端末対応 | 使う予定の端末がBand 3(楽天回線)に対応しているか |
| 使い方の傾向 | 屋外中心か、室内・地下が多いか |
特に重要なのはエリア確認です。
楽天モバイルの公式サイトで提供しているエリアマップは、実際の電波状況と多少の乖離があるケースもあるため、口コミや実際のユーザーの声も合わせて参考にするとよいでしょう。
また、家族や友人に楽天モバイルユーザーがいれば、同じ行動エリアでの使用感を聞いてみるのが一番実態に近い情報になります。
それでも電波が不安なら、併用という選択肢もある

楽天モバイルをメイン回線に切り替えることに不安があるなら、デュアルSIMで既存回線と併用するという方法があります。
たとえば、ドコモ系のサブブランドや格安SIMをデータ通信用に残しつつ、楽天モバイルを通話・SMS専用や無制限データのバックアップとして使う運用です。
わたしもいざというときに備えて、povoとデュアルSIMで利用しています!
iPhoneやAndroid端末のeSIM対応機種であれば、物理SIMと組み合わせて2回線同時に利用できます。
コストはやや上がりますが、電波の不安を解消しながら楽天モバイルのメリットも享受できる点で、踏み出しやすい選択肢といえます。
まず試してみて、問題なければメイン回線に切り替えるという段階的な移行もできます。
楽天モバイルが向いているかどうかは「通信品質をどこまで許容できるか」で決まる

結論として、楽天モバイルが向いているかどうかは「通信品質をどこまで許容できるか」で決まります。
Wi-Fi環境での利用がほとんど、ある程度の電波の悪さは許せるという場合は、楽天モバイルのコストパフォーマンスは国内トップクラスです。
一方で、通信品質に妥協したくない人には、楽天モバイルよりもドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアが向いています。
電波が悪いと感じている方はまず原因を切り分け、改善できるなら試してみる価値は十分あります。
それでも不安が残るなら、サブ回線からスタートするのが一番リスクの少ない判断です。
あなたの使い方に合った選択を、焦らず決めてください。


